2024年11月17日日曜日

TTRSのスポイラーにクラックが入って激萎えした話

洗車していたら見つけてしまったんですね。

かなりしっかりとクラックが入っています。

外装パーツは一律保証対象外ということで、自費修理が確定しました。心当たりがあるといえばあるし、無いといえば無い…という状況だったので、色々な気持ちをぐっと堪えて処理する必要がありました。どう見てもこれは繰り返しの振動によるクラックですからね…。

心当たりとしては、①路面の悪い高速で踏み散らかしたこと②頻繁にリアハッチの開閉を行うことが主となります。ディーラーのフロントマンの方に「純正スポイラーを再度入れ替えても多分同じ折れ方しますよ。」と言われ、「そうだとは思うけど、とりあえず一度純正スポイラーで修理をしたい。」という返事をして見積もりを待ちました。

当初、①塗装込で30万くらいじゃないか②納期は完全に未定で本国在庫すら無いという話を聞いていたのですが、蓋を開けたら塗装込60万のディーラー見積もりが届いて立ち尽くしました。ここまでの価格になる理由は①翼端板が接着されているため、再利用出来なさそうな構造だということ②翼端板がマットアルミニウムシルバーに塗装されている為その塗装代もかかること③スズカグレーの塗装代がそもそもクソ高い(ry


TTRSとR8にはAudiSportsから純正エアロキットが出ており、そのコピー商品が大量に存在しています。AudiSports純正はリアスポイラーだけで100万を超えてくるという話をチラッと見たので流石に無理ですが、社外コピーのGTウィングをメーカーから直接購入すれば30~50万前後ということで、社外GTウィングで修理することにしました。

AudiSports純正スポイラーの形状と塗装、これテストに出ます。
スリット無し、オールブラックです。

R8はカラフルなものを採用していたようです。
このカラーリング、無しでは無いですよね笑


2種類のウィングが発売されており、
DARK MATTERから販売されているものが同一形状のようです。
謳ってはいないですが、多分ウェットカーボンです。
重量も出ていません。
*問い合わせたところ、横幅は概ね140cmくらいということです。


AutomotivePassionのスポイラーはスリット入り+ドライカーボン製とされています。
翼端板の形状も違います。こちらは3.7kgと重量が公開されています。
横幅は1430mmだったので、車検対応と言えるようです。

で、DMとAPで悩んだのですが
選ばれたのは

AP製のスリット入りでした。

正直どちらでも良かったのですが、ドライカーボンを正式に謳っていた(本当にドライカーボンかどうかは知らんけど)というのは大きなポイントでした。

翼端板はカタルーニャレッドかタンゴレッドか…と言われ、とりあえずカタルーニャレッドで頼みました。カタルーニャレッド(明るい赤)、タンゴレッド(暗い赤)という感じで、いずれもRSのイメージカラーに近いですが、8STTRSが発売されていた時の色はカタルーニャレッドに近い色だと認識しています。

どうせ中国製だとは思いますが、一応APのステッカーがクリア下に入っていました。

翼端板は謎に凝った塗り分けになっています。


で、感想ですが、効きますね。ウィングの高さが高くなっているからか、リアハッチ上を流れる空気の流速(と経路)が明らかに上がっており、40km/hくらいから明らかな差が(視覚的にも)(挙動的にも)感じられます。ピッチングの収まりが2~3段階早くなりました。
純正リアスポイラーはリアハッチ上の空気の流れをスポイルしている点は素直に嫌いだったので、スポイラーとしての機能性は大きく向上しました。
*純正スポイラーでは低速域だとリアハッチ中央部には空気が流れなかったのが、AutomotivePassionのスポイラーは高さが出たからか低速域からも非常に綺麗に風が流れていきます。


リアサスがきっちり機能するようになったので、挙動もちょっと変わっていますが、そのうち慣れるでしょう。(ピョコピョコする不安定さを利用しながらキュンキュン曲げて行くのが好きだったのですが、出来なくなってしまいました。)
コーナー立ち上がりで踏み散らかした時に微妙に電子制御が入って失速していたのが、全く失速しなくなりました。電子制御の介入速度が30~40km/hほど上振れしているイメージです。(といえば、TTRSに乗っている人には伝わりそうですかね)

AutomotivePassionやDarkMatterのパーツ輸入代行も弊社で出来ますので(ウィング取り付けも出来ます)、興味のある方はX(旧Twitter)で連絡ください。

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