2013年7月24日水曜日

More Power More Speed (9NBJX)

チューニングする気はあったり無かったり…。バランスを崩してまで行うことなのか、その答えが見つからない為、妄想の範囲を出ませんね。



まず、自分がノーマル状態で乗っていて気になったのはトップエンドでのパワー不足です。4速では不満の無いパワーですが、どうしても5速では頭打ち感が出てきてしまいます。これは結果的にフロントのトラクション不足を引き起こし、高速コーナーで5速を使いづらくなってしまいます。そういった車では無いのは解っていますが、慣れると欲が出てくるもので色々と考えてしまいます。

この解消の為に考えられるのはパワーアップという選択肢が一番安易であるように思います。各社から色々な商品が販売されていますが、CPUを書き換えることによって35ps~55psほどパワーが上がるようです。トルクも7kg・fほど上がるようなので、200馬力、トルク30kg・fという数字は現実的なようです。吸排気系も同時に弄ることで220馬力くらいは出るようですね。

これ以上のパワーを得ようとすると、タービン交換を行わなければならないようです。9NポロGTIに載せられているエンジンは基本的にはゴルフ4GTIに載せられているものと同様のエンジンです。これはアウディTTなどにも使われており、それらには一回り大きい?タービンがアッセンブルされているようです。海外ではチューニングの最終形態として、このタービンに交換することで350馬力くらいまでパワーアップさせるメニューが提供されています。基本的にはファイナルの変更が出来ない(パーツが無い)ので250km/hくらいでエンジンが吹け切ってしまうのですが、この最終形態までチューニングされたものはポロとして見ると異常な加速力を誇ります。現行のゴルフGTIと比較しても明らかに速いです。

と、現実味の無い話ですが、こういうメニューでチューニングを進めて行くと同じ車がもう一台買えてしまうわけです。ポロは大好きな車ではありますが、そこまでつぎ込む車かな?という疑問を感じているので僕はやらないと思います。そこまでやるなら、大人しくTTの2リッターターボモデルやケイマンを買ったほうが安全に速く走れるのでは無いでしょうか?

パワーアップに直結するというわけでは無いのですが、個人的に注目しているチューニングメニューがインタークーラーの移設です。ノーマル状態では右タイヤハウスの前方にインタークーラーが設置されており、その直上部分(ボンネットの一部分)だけが異常に熱くなります。現行のアバルト500のようにタイヤハウスに空気の抜け穴を作ったり、ボンネットに穴を開けて冷却効率を上げるという対策方法もありますが、思い切ってインタークーラーのサイズアップと移設を行うのが機械的には正しい事なのかもしれません。それが不要だからこの形で市販されているのでしょうから、あまり気にする必要は無さそうですが、”吸気温度が下がったらエンジン特性に変化はあるのか”ということに関しては純粋に興味があるのも事実です。

同様に、純正のインテーク周りのゴムパイプがエンジン回りの熱でフニャフニャになるので、これを社外品の強化シリコンホースに変えるのも興味のあるメニューです。膨らむ方向に力がかかるのであれば、タイラップを大量に巻き付けるという貧乏チューニングが使えますが、凹むほうに力がかかってしまうので無理ですね。

ここまでパワーについて書いてきましたが、足回りやブレーキについてここまで後回しにしているのには理由があります。チューニングする必要が無いと考えているからです。

見た目重視のローダウンには全く興味が無いことに加え、ブレーキ性能も不満が無いからです。2人乗車であれば、ドライブコースにしている道でフェードすることはありません。3人乗車で複数本走った時はフェードしましたし、4人乗車での時も同様だったみたいです。(僕の運転では無いので詳しく記述出来ません。)サーキットを走るのであればチューニングしなければいけないのかもしれませんが、現状不満が無いのでこのままで良いでしょう。ブレーキのタッチがスポンジーであるのは認めますが、弄り倒して改善されるかどうかも解らないので放置です。人間が機械に合わせられるのであれば合わせれば良いのです。

エアロパーツ云々という話も、風洞実験されているかされていないか解らない、くだらない後付のエアロパーツでバランスを崩した状態でベタ踏み巡航したく無いので興味がありません。唯一、メーカーから出ていたカップエディションのエアロパーツには興味がありますが、縁があれば装着したいな~と考えている程度です。

他に不満があるとすればポジションでしょうか。ポロにはステアリングチルト調節機能はありますが、テレスコピック調整機能が無いことです。自分が尊敬するkt君の教えに従い、近めのペダルポジションを採用しているのですが、その状態で適切な背もたれ角度に合わせるとステアリングが遠くなりすぎてしまいます。軽い腰痛持ちの為背もたれの角度調節がシビアなのですが、適切な距離感に調整すると痛みが出ることがあります。ラリー系のステアリングに交換し、リーチの調節が出来るようになれば快適だろうなぁ…と思っています。

走りに関してはこれくらいです。消耗品の値段は想定の範囲内でしたし、安全性に関しても全く不満はありません。

エアコンが効きにくい(室内が冷えない)のはフロントガラスが大きいから仕方の無いことでしょう。誰かを乗せる時には気になりますが、自分一人で乗っている時は全く気になりません。というか、自分一人で乗っている時にはパワーとガソリンの無駄遣いを避ける為真夏日の市街地走行でしか使いませんし…。(ポロは100km/hくらいで走行していれば勝手に走行風が吹き込んでくるエコな車です。車速連動の扇風機が付いてるイメージです(苦笑)

あ、完全に想定の範囲外だったのが一つありました。それは次回。

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