2013年7月23日火曜日
9Nポロのグレード比較
9N型ポロには縁がありまして、僕のGTIの他、家族所有の1.4トレンドラインを2台乗る機会がありました。トレンドライン、1台は僕が潰し、もう1台は現在進行形で家族のアシとなっています。つまり、2台のポロが色違いで車庫に入っているわけです(苦笑)
毎日がポロのプチオフ会状態という()
元々家にあったのは1.4トレンドラインの3ドア(MY06)でした。スペック厨なので纏めてみると
9NBKY
75ps(55kW)/5000rpm
12.8kg・m(126N・m)/3800rpm
1130kg
自分のミスで廃車にしてしまったので今は無いんですけどね…
家族のアシとなっている1.4トレンドラインは5ドア(MY08)です。フェリーチェという特別仕様車で、(全く意味の無い)近接センサーとシートヒーターが付属しています。
9NBUD
80ps(59kW)/5000rpm
13.5kg・m(132N・m)/3800rpm
1140kg
同じトレンドラインというグレードですが、エンジンはフィーリングもパワーも別物、トランスミッションもトルコンATであるのは同じですが、4速と6速と変速段数が違います。MY08のほうはロックアップが速く、硬質な変速ショックが感じられます。ほぼ全ての点においてMY08のほうが上です。MY08のミッションはDから横に倒してMTモードにもなりますし、Dの下にSモードがあるので何となく面白くなっています。パワーが無いので意味の無いモードだと思って全く使ってませんがw。
この”ほぼ”というのは、MY08の操作性に違和感を感じるからなのですが、GTIに乗り慣れてしまった僕の感覚に起因するかもしれません。MY06では純正装着のコンチネンタルのエココンタクトを、MY08ではダンロップのル・マンを履いているのですが、ル・マンのグリップ感は頼りなく感じます。グリップしているのですが、グリップしている感覚が無いというのか…。僕は苦手です。すぐに音が鳴りますしね…。
一方、GTI(MY08)は値段も別物だけあって、スペックもかなり変わってきます。
9NBJX
150ps(110kW)/5800rpm
22.4kg・m(220N・m)/1950~4500rpm
1210kg
硬いサスペンション(総走行距離17000kmくらいで明らかに柔らかくなりましたがw経年劣化(´・ω・`))、峠では持て余すパワー(パワーバンドから外れるとターボラグは酷いですが)、セミハイグリップタイヤ(ミシュランのPS3を履いています)など、運転していると非常に心強いです。
70kgの車重差はエンジン本体の重量差に加え、タービンやインタークーラーなどの補機類の重量によるものでしょう。トレンドラインと比較すると、スペック上ではほぼ倍近いパワーが出ている計算になりますので重量差を感じたことはありません。
エンジンルームの写真を並べてみると解るのですが、GTIはエンジンルームに色々と無理矢理押し込んでいる感じが凄く強いです。インタークーラーが右タイヤハウス前にあるのですが、タイヤハウスに熱抜き穴は無く、その直上部分は極端に温度が上がります。インタークーラー周りの熱抜きを考えるだけで高回転域でのパワー不足が減るのかもしれませんね。
何だかんだ乗り比べてみると、パワーが足りているということが生み出す余裕や乗り心地の悪さの許容範囲、オートマの楽さとMTの楽しさなど、書籍には書いてあるような内容を実際に体験出来るのは非常に貴重な経験なんだなぁ…と。
というわけで、日々感謝しながら車に乗っています。多分。
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VW Polo Mk4 GTI(9NBJX)
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