GC8のボンネットには3個の穴が空いています。中央に盛り上がるインタークーラーとタービンの冷却用外気を取り入れるものと、左右に存在する謎の穴です。
この謎の穴、純正では雨除けカバーがついています。もしカバーが無ければ、前から見て右側はバッテリーの端子に、左側ではエアフローセンサーに雨水が直接かかります。つまり、常時開放することは不可能であり、内部の保護の為にカバーされているわけです。
ラリーシーンでラジエーターからの排熱を効率良く抜く為、この穴は開けられているようです。当時のGrAのレギュレーション上、市販車と外観をほぼ同じにしなければいけなかったので、苦肉の策としてこのような不可解な穴があるようです。
そうなると、この穴を開放出来るようにしたくなるのが厨二病患者の正常な思考回路です。STIからラリーマシンで使われていたものと同等の形状のルーバーが市販されています。そして、その穴から効率良くエアを抜く為のウラブタ君というアイテムもあります。しめて2万円くらい(中古部品を使って)。「そんな金はねぇ(真顔)」ということで、"六角ナットを蝶ナットに入れ替えて何時でも取り外し可能にする"定番貧乏チューンを行いました。加工というにはあまりにお粗末な内容ですが、ここからエンジンルームが見えるのが良いんです(汗)
というわけで、同じサイズのナットを持ってホームセンターへ行ってきました。ナットは8mmのボックスレンチで外れます。
M5の蝶ナットを探します。あった。これですね。ステンレス製で錆びにくいヤツです。が、計6個+予備のネジを幾つか買おうと思うと、521円もかかってしまいます。
自転車ではチタンボルトに大金をつぎ込んでいますが、何だかなーと思い、コストカットすることにしました。ネジのバラ売りをしている大型のホームセンターへ行ったので、ユニクロ(ユニクロームメッキ)の蝶ナットが16円/個で売っていました。ネジが行方不明になった時の為、計8個購入。128円で抑えられました。
錆を心配する人も居るかもしれませんが、クロームメッキがある間は錆びづらいネジです。後述の理由で、頻繁に取り外す部分では無い事が解っているので割り切っています。
蝶ナット導入前から薄々感づいていましたが、ぶっちゃけ取り外しが面倒です。5分も掛からない場所ですが、水温も安定していますし必要性を感じません。しかも、ウラブタ君など、負圧を作り出して走行中に積極的に排熱する仕掛けが無い状態で、僕が走りに行く場所でメリットがあるとは思えないのです。走行中、全開直後に延々と徐行するような場所があればこの蓋は外しておくべきだと思いますが(首都高とか首都高とか首都高とか)、峠や高速道路の移動では不要だと感じます。
今回は、「この穴は何時でも開放状態に出来る」という自己満足が満たされたので良しとしましょう。光り輝くユニクロ蝶ナット!自己満足の世界です。
ウラブタ君の自作も考えましたが、アルミ板を買ってきて加工する手間を面倒だと感じたので却下されました。というか、風圧でもげないのかな…(震え声で)
小型のダクトを作ってみても良いとは思っているので、暇な時にDIY(どうなってもいいからやってみよう)するかもしれません。
ウラブタ君とSTIダクト、何処かから降ってきませんかねぇ(白目
作業時間:10分
今回の投資金額:128円
GC8につぎ込んだ額:22591円
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