2023年1月2日月曜日

TTRS(8S)のタイヤ空気圧

 特に解説なども不要かと思いますが…
純正タイヤ
24535R19 93Y XL
*93Yは負荷能力650kg、設計最高速300km/h

適正空気圧
250km/h以下F2.5~2.7bar、R2.2~2.3bar
250km/h以上F2.7~2.9bar、R2.2~2.4bar

スノーサイズ
F2.7~2.9bar、R2.4~2.5bar

純正サイズのスノータイヤの場合
F3.0~3.3bar、R2.5~2.8bar

スペアタイヤ(存在しないけど)
純正サイズを3.3bar(設定最高気圧)で

個人的に、ここに掲載されている数字は下限だと思っているので色々と試してみたのですが、1~2名乗車だと純正装着タイヤのポーランド製BRIDGESTONE POTENZA S001 245/35R19 93Y XL AOの場合、15~20℃の時に純正空気圧センサーでF2.8 R2.3くらいが個人的な好みでした。温感時にフロントが概ね2.9~3.0barくらいになるとゴキゲンです。
POTENZA S001は適正空気圧の幅が極端に狭いタイヤであり、気温変化もあると思いますが2~3週間で0.05~0.1bar変動します。フロントタイヤのサイドウォール剛性が低いのか、2.6気圧くらいになると首都高でタイヤが倒れ込むような感触が出てきて、ステアリング操作量が増加します。タイヤをこじっていけば普通に曲がるのですが過渡特性が一定では無く、腰砕け感が好みでは無いので不快なピッチングが出ないギリギリの数字にしておきたい所です。
とはいえ、空気圧高め+マグネティックライド"スポーツ設定"だと千葉の対面通行系高速や湾岸線では跳ねますね。そういった所ではコンフォートモードやAUTOモードで"コンフォート設定"、"AUTO設定"で乗ったほうが好感触でした。ただ、下道に降りて峠を走ると明らかに空気圧高め+マグネティックライド"スポーツ設定"のほうが回頭性が上がる為、路面状況に応じてひたすらドライブセレクトスイッチを連打することになります。路面からの突き上げの周波数とサスペンションの固有振動数が一致しないラインを探す作業は本当に面倒ですね。空気圧の調整だけでもクソ面倒なのに、これにバネとダンパーと…ってなってくると無理無理の無理です。
タイヤの空気圧で挙動が大きく変わる車なので、社外サスに入れ替える前にタイヤ空気圧を徹底的に詰めてみるのは大変オススメします。ここまで変わるか?というレベルで変わるので、まずはここからだと思います。

タイヤに窒素やセラミックスエアーグーを入れる是非…みたいな話があり、そこに差分が生じることは認識していますが、僕は自宅コンプレッサーで普通に練馬の精製された空気を突っ込んでいます。自宅コンプレッサー、とても便利。

カタログスクリーンショットを掲載しておきます。

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