2023年1月5日木曜日

Michelin X Ice Snow 225/40R19 93H XL

舗装路での性能と凍結路での性能のバランスを考えると最適解なのでは無いかと。

前回掲載した225/40R19のスノータイヤ一覧ですが過去の経験と耐容距離の長さからミシュランのX Ice Snowを選びました。

ドライグリップはやはりスタッドレス、1段~1.5段は落ちます。夏タイヤの時はダイナミックモード+ESPオンで全開加速gが0.9G出ていたのですが、冬タイヤだとトルクリミッターがかなり介入しているようで0.7Gしか出ません。
また、縦のグリップと横のグリップの山がちょっと離れているイメージがあり、ステアリングを切り込んだ瞬間の食付き感は希薄です。切り足すといきなりシュアになる瞬間があり、これには慣れが必要です。ミシュランの動きが過剰に出るイメージですね。

様々なタイヤ温度で様々な入力をしてみたのですが、20℃未満と20℃以上では完全に違うタイヤです。もうちょっと温度が上がった所で落ち着きがあれば良いのですが、温度が上がってくるとボヨンボヨンと柔らかさが目立ち、氷上性能を追求していることがわかります。
ただ、他社のタイヤよりもスピードレンジが高い為、同じサイズの中では最も硬いレベルなのでしょう。10分弱であればスピードレンジ+20km/hくらいまでは保つ気がしていますが、やはり構造的にはスピードレンジの高いタイヤのほうが良いような気がします。

*スピードレンジ毎にまとめてみました。良い良いと聞くブリザックですが、Q規格なので個人的にはナシかなぁ…
Q規格(上限160km/h)
・BSブリザック
・ヨコハマアイスガード
・ナンカンWS-1
・ダンロップウィンターマックス
T規格(上限190km/h)
・ノキアンハッカペリッタ
H規格(上限210km/h)
・ミシュランエックスアイススノー

上限ラインでも問題無く走れますが、横Gが残っていると40扁平かブロック剛性か、ヨーが1テンポくらい遅れて発生します。スタッドレスとしてはかなり優秀ですが、夏タイヤの車と日中一緒に遊ぶにはちょっとキツそうですね。夜~早朝に乗るのであれば問題は無いですね。TPMSを使ってデータを見ていると、9時前後まではタイヤ温度は20℃を中々超えることが無く、17時には温度がまた減って一桁台になるようです。
都内の夜は7℃を大きく下回る日が多く、夏タイヤで走り回るのはちょっと厳しそう…だということはここに書いておきます。

https://www.tyrereviews.com/Tyre/Michelin/X-Ice-Snow.htm

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