2024年5月4日土曜日

New Land Rover Defender OctaはV8オーナー的に買いか否か


2025年モデルとして導入される予定で、今のレートが続けば価格は2000万前後になる…という話を聞いているオクタ、どのような変更(というか仕様)なのでしょうか
*情報が出次第追記していきます。

幾つかの情報が既に上がっていますが、110のみの生産となり、2025年度には220台が日本に導入されるとのことです。G63と真っ向勝負と聞いていますが、意外と安い価格設定になった気がします。

<外観+内装>
・新デザインのフロントバンパー
・前後オーバーフェンダーの装着
・新デザインのホイール(Bowlerのホイールとは違うデザインのようです)
・オクタバッジが至るところに…
・DEFENDERエンブレムのフォージドカーボン化

<メカニズム>
・BMW製4.4L V8ツインターボマイルドハイブリッド(N63B44T3/N63TU3)の採用
・6Dダイナミクスエアサスペンションの採用
*いずれもレンジローバー系SVRに搭載されているシステムをそのまま流用しているようです。BMW製エンジン+アウディのRS系が伝統的に使ってきたDRC(ヤマハ開発+カヤバ制作)という組み合わせです。DRCは対角のダンパーを連結するシステムでロール/ピッチ両方を同時にコントロール出来る事が強みですが、壊れたらえらいことになる事で有名なシステムです。そもそも瞬間的に発生する大きな入力に非常に弱いエアサスをメインに持ってきていることからわかるように、オフロードを高速で爆走するシステムでは無く、オンロードを快適に走行する事が出来るシステムです。パワーはレンジローバースポーツSVと同じであれば635ps/6000~7000rpm&750Nm/1800~5855rpm辺りになりそうですが、こちらもタイヤ次第でしょう。V8に乗っている感覚だと650馬力くらいまでは余裕な雰囲気がありますが、レンジローバーSVだと615馬力に設定されているので、オクタだと600馬力ジャストくらいになるような気がします。BMWエンジンは意外と燃費が伸びないと聞いているので、もしかするとジャガーエンジンの方が燃費が良い説もあるかもしれません。
*このシステムが採用されることを考えると、何らかの条件下で最高速度が270km/hリミッターに設定されるような気がしています。
ここまでの情報を見る限り、スピードリミッターの引き上げがあれば非常に羨ましいのですが、結局全てタイヤのスピードレンジに左右されるので、新しいタイヤが開発されない限りオクタの必要性は全く無いように感じてしまうのも事実です。というか110のみで、90は無いという時点で解散確定という感じでしょうか…ハハハ

更に、オクタという新ブランドの乱立はあまりよろしく無いですね。SVRとかSVXにしておけば良かったのに…という霊感があります。

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