調べていて気が付いたのですが、初代TT時代はまだオイル規格が503.00&502.00だったんですね。
このマニュアルを見る限り、3.2LのVR6エンジンは503.00/502.00規格(0w-40)で、現行の504.00規格(0w-30)、508.00規格(0w-20)とは区別されているようです。ただ、現行の規格のオイルをチェックすると502.00規格指定の車にも使えると書いてある(MOTUL)ので、とりあえずの互換性はありそうです。データ的にも504.00は502.00の上位互換です。511.00は508.00系の上位互換として作られたようですが、性能的には502.00指定のエンジンにも使えそうです。
基本的にその辺りの認定を取っているオイルであれば問題無いというのが公式見解っぽいです。
504.00規格の時のように承認オイルを一覧にしようと思ったのですが、ロングライフオイルの概念がギリギリ導入されるかされないかの瀬戸際にあった時期のオイルな為、0w-40もしくは5w-40の全合成のオイルは殆ど承認を通っているくらいの認識で大丈夫かな?
データを見る限りでは502.00規格よりも504.00規格の方が性能が高そうなのですが、温度劣化に強いのは502.00規格時代のオイルだという話もあるので、どちらの規格のオイルを使うかは使った感触で決めても良さそうです。
インプレッサに乗っていた時の感覚で昨今のオイル価格を見るとドン引きしますね。ざっくり1.5倍~1.8倍くらいになっている印象です。当時、ジェームスのオイル交換でモービル1の5w-30が5489円だったわけですが、今やると8,800円で約1.6倍です。TTのオイル交換をジェームスに投げたとすると13,200円…。そりゃディーラーより圧倒的に安いのですが、アマゾンのオイル価格も軒並み上昇しており、コストコのMobil1は相変わらず安い(リッター1250円弱)ものの、オイルの仕入れ価格が相当上がっているのが何となく予想出来ます。
個人的な思い込みというか希望なのですが、オイル交換は1万円以内だと嬉しいと思っています。3.2L VR6のオイル量はざっくり5.5L(フィルター交換時)らしく、アメリカ式に言うなら6quarts(約5/6L)になります。特殊なルートを使わない限り、コストコの爆安Mobil1が圧倒的に安い(約7000円)のですが、オイル交換用にT45や36mmソケットの工具代、アンダーパネルを外す手間、廃油処理の手間などを考えると現実的にはカー用品店でお願いするのが圧倒的正解と言えそうです。5kgのアンダーパネルをスロープで上げただけで交換するのはかなりしんどいのは明らかですし、まーとにかくめんどくさい。良い感じに安く交換出来る方法を探したいところですね…
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