2026年3月20日金曜日

ブレーキパッド四苦八苦

 悪名高い8podブレーキ…

まず、TTRSの純正ブレーキパッド品番は
フロントブレーキパッド(8V069815P)
リアブレーキパッド(8V0698451K)
でした。

軽く調べた範囲では、RS3/RSQ3/TTRS全て同じパッドみたいです。普通のアウディは全部同じなんじゃないかな?

【純正】
・初期制動めっちゃある
・中間域も結構効く(当て効きで無茶苦茶効く)
・熱入った時の制動力は笑うくらい落ちるけどゴリゴリ止まる(かくーんと抜けるポイントはありますが、踏むと効きます)
・耐熱温度は確かに足りてない。炭化する
・パッドの硬さは割と柔らか
・ダスト無茶苦茶多い&水では全く落ちない
・フィーリング&絶対的なコントロール性能最高
・低温で微かに鳴く(それ以外は全く鳴かない)


【Brembo P85 152X】
実物を見てみると、ブレンボのPrime(ブラックパッド)辺りが純正パッドなのかな?と思っているのですが、巷の噂によるとブレンボは表に出ているパッドラインナップよりもかなり細かくパッドを作り分けてOEM供給している説もあり、結構謎です。
ただ、普通に考えて、同形状のパッドを何種類もの摩材で作り分ける生産管理コストの方が高いような気もするので、P85 152系であれば、セラミック(PrimeCeramic)/ブラック(Prime)/エクストラ(XTRA)のどれかが純正パッド、もしくは全てが純正パッドとして採用されている気がします。ブレンボの解説文を信じるのであれば、US用がPrimeCeramic、ROWがPrimeだとされていますが、実際に使った感じもそういう印象を受けています。P85 152XというXTRAシリーズを今実際に使い始めましたが、純正パッドよりもパッドが硬いかなぁ…。使い切るレベルまでいかないとわからなさそうです。
ちなみに、ブレンボのパッドは全てストリートユースらしく、サーキット走行には不向きとされています。これを考えると、実はXTRAシリーズですら純正パッドよりもショボい説が無くも無いのかな?とか、色々考えてしまいますね。純正パッドより圧倒的に安い(エクストラパッドでも3万前後)というのも好印象です。

P85 152X、使ってみました。

高速道路1000kmをハイペースで走るとこんな感じです/水掛けたら落ちます

P85 152Xは純正パッド比で
・初期制動低い
・中間域も制動力低い(踏めば効く)
・熱入った時の制動力は大差無い(か、純正パッドよりも多少余裕がある気がします)
・耐熱温度は確かに純正パッドより高そう
・パッドの硬さは硬い
・ダスト無茶苦茶少ない&水であっさり落ちる
・フィーリング&絶対的なコントロール性能はやはり純正の方が良いですね
・全く鳴かない(純正は低温で微かに鳴く)
*価格の割にはマシな印象を受けました。というか、この価格でそこそこ効く低ダストパッドは無いだろ…という感じ

てか、多分ブレンボのパッドは純正パッドと全然違うわ。ブレンボのPrime(ブラックパッド)辺りが純正パッドなのかな?なんていうのは完全に間違いだと思う。多分。しらんけど。



【WinmaX MC3】
で、WinmaXのMC3を使ってみた後、ブレンボのレーシングパッドのカタログを眺めていると、色々と考えてしまいますが、レーシングパッドは常用するようなものでは無いですね。また、サーキット用としてもあまりにウィンドウが狭すぎる&適正温度帯に留めるのが本当に難しく、ブレーキローターが青焼けする領域(とはいえ、ローター温度は450℃未満)で使ってもすぐ冷えてしまい、ウィンドウ内に留めておくのが現実的には不可能だという結論に至りました。確かに冷えるのは速いんですが、(純正比で)冷間時の効きが悪く&音鳴りがとんでもなく、これであれば純正パッドを炭化させながら使っても良さそう…という印象を受けています。ヒートスポットも酷いし、熱が入ってからのジャダーもゴリゴリに出ます。
バックプレートの精度も酷く、1枚だけブレーキキャリパーに食い込んでロクに動かないやつがありました。定価ベースでフロント用72,600円の価値は全くありません。電子制御の介入タイミングも大きく変わり、車が笑うくらい曲がらなくなります。TC1000での最大減速gも純正比で0.1g低かったのは驚きでした。割とちゃんとべディングしていますし、何回か加熱→冷やすを繰り返すとどんどん良くなっていくのは事実なんですが、いかんせんすぐに皮膜が剥がれてしまいます。思ってたよりゴリゴリにレーシングパッドです。
ま、それはそれとしても、ブレーキダストが全然出ないってのはかなり推しポイントなんですが、電子制御の介入を考えるとMC2の方が正解な気がします。サーキットで使ってもST2の方が良いんじゃないかなぁ…ブレーキパッド難しすぎる。ダストブーツ付きのブレーキにメタル系のパッドを入れるのは理屈上間違っていると僕は思っているので、セミメタルなら…と思うけど、ダメでしたね。適正温度域が狭いレーシングパッドの難しさを体感出来て大変面白い経験でした。

レーシングパッドを常用出来る人はブレーキに熱を与え続けるのがかなり上手い(ダラダラ踏める)人ですね。ブレーキがフェードしやすい~という人は試しても良いかもしれません。VW/Audiだとリアには良いんじゃないかなぁ…フロント用では無い気がします。

ここまで書いてから気がついたんですが、イシカワエンジニアリングのブレーキパッドラインナップ(パッド形状品番がWinmaXと同じなので、WinmaX製だとわかります)にMC3が無いんですね。これ多分車と相性が悪くて使い物にならないんじゃないかな?という気がします。しらんけど。
MC3は純正パッド比で
・初期制動皆無
・中間域も制動力低い(踏んでもダメ)
・熱入った時の制動力は純正に近い(物凄く温度帯が狭い)
・耐熱温度は確かに明らかに純正パッドより高い
・パッドの硬さはガチガチに硬い
・ダスト無茶苦茶少ない&水であっさり落ちる
・フィーリング&絶対的なコントロール性能は純正の方が圧倒的に良い
・無茶苦茶鳴く
*72,600円でコレかぁ…。レーシングパッドにしてはヌルい…ストリートでも使えなくは無いけど使えないだろ…と微妙な顔になります。結構効く低ダストパッドですね。
*国産車で使っている子(みんな大好きH4MUくん)に聞くとかなり良いみたいなので、小さめローターサイズ&熱が逃げにくい設計の車に向いてる気がしています。個人的な勘ですが、340mmくらいが向き/不向きの分岐点なんじゃないか…と…

(TTRS/RS3ユーザーで使ってみたい人がいたら投げつけるので声かけてください)



と、ぶーぶー文句を言いながら調べていたんですが、ガヤルド用の純正パッドはPagidのレーシングパッドらしく、やはりスーパーカーは違うな…と…

ベースプレートに刻印がありますね

調べると8V0698151Mは謎仕様
あれこれもPagidなのでは???Pagidのパッドも買ってみましょうね…

ということで、この記事は無限に続きます…

とりあえずフェロードとPagidも買ってみることにしましょう…

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