2023年3月7日火曜日

8N TTの灯火類をアップデートしていく

 流石に20年前のランプは点灯しますが挙動不審感は否めません。

20年も前のバルブ、点灯が安定しなかったり、新品の時と比較すると照度が大きく落ちる事があるので、個人的には交換したほうが良いパーツだと思っています。

TTの灯火類の情報はランプ系のメーカーが公開していますが、微妙に違っている部分もあるので、出来れば一度確認してから購入することをオススメします。

ヘッドライトはポジション以外全てオスラムでした。
ハイビーム:H7
ロービーム:HID仕様はD2S(ハロゲン仕様はH1)
フォグランプ:H3
ポジション:H6W(純正はフィリップス6W)
となっています。色々調べたのですが、D2SをLED化するキットを入れると点灯が安定しないことがあるらしく、またハイビームのソケットが差し込み式になっている為、LED化するのであればフォグランプとポジション球の2つのみにしておいた方が良さそうです。
また、8Nは既にCANBASが採用されており、純正採用されているバルブのW数から大きく外れるとバルブ切れ警告が出る為、LED化するにしてもキャンセラーが入ったものを使わないとエラーが出ます。本来、LED化はオルタネーターへの負荷を減らす為の手段であるはずが、そういう方向性に行かない為、ポジション球とフォグランプという照度があまり求められない部分において大きなメリットは無いと思っています。

今回はポジション以外、アマゾンでセールになっていたフィリップス製のバルブで揃えました。ポジション球は白さが欲しかった為中華LEDを使用しています。ハイビームは高効率タイプを選んだ為、3400Kのタイプを選択しました。イエローフォグがかっこいいという話もありますが、ただでさえ明るさが足りない旧車なのでとにかく高効率なバルブを入れたほうが良いと思います。

ロービームのみ

ロービーム+フォグランプ

ロービーム+ハイビーム(フォグランプは同時点灯せず)

ちなみにバルブ交換は過去最高に大変でした。右側は良いのですが、左側の1.8Lモデルではバッテリーボックスになっているパーツがそのまま留置されており、手が殆ど入りませんでした。僕はかなり手が小さいので何とかなりましたが、一般的な男性の手だとほぼ不可能だと思います。

CANBASエラー出てもLEDがええんや!という人はLEDにしてみましょう。
フォグランプは(スペース的に)割と簡単に変わります。
H7を使うハイビームはライトソケットに直接差し込む形状になっているので、ハロゲンと同形状のものしか使えません。
多分マトモなメーカーのものはコレしか無いです。片側1300lmのライトをハイビームに使うなんて気が狂ってるので現実的にLED化は無理だと思います。中華8000lmもありますが、排熱追いつくんか?という…。そして現実的には集光出来なくて多分ハロゲン高効率バルブのほうが明るいです。
また、HIDのLED化が出来るものも出ているようですが、8N TTでハイフラが起きたという記事があったので多分微妙です。
こういう電装系は色々出来るように見えて意外と出来ない事が多い(というか意味が無い)ので、その作業が何の為に成されていて、どういうメリットがあるのか考える必要がありますね。

【追記】
海外にはリフレクターの交換部品が売っています。


また、ナンバー灯もLED化しました。純正を計測した所、T10×39mmっぽい。
微妙に色が違うのがイラッとしますが、まぁしょうがないですね。純正ランプ台座割っちゃったし…(取り外しがめちゃめちゃ難しかった)
元々は純正ランプ台座にT10×36mmのLEDを入れたのですが、LEDが変形したり、プラ台座が割れたりした為、中華純正形状ライトを使用しています。純正のオスラム電球はほぼ焼け付きかけていました。T10×39mmとしては点灯時間が最も長いので仕方が無さそうです。

また、車内ライトのLED化も行いました。
マップライトがBA9s
メインライトはT10×43mm
バニティライトはT10×39mm
トランク×2+グローブボックスは通常のT10
でした


今回の投資金額:17924円
今回の作業時間:60分
8Nにつぎ込んだ額:102995円

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